五朗君。

男風呂間違え入り鳳仙花
初夏の山連れ出したいと夫が言う
五月雨や草木も山もいきいきと燕の子凛々しくもなり旅立ちぬ
旅立ちや凛々しくなりし燕の子
竹の塀尻尾ふりふり眼白かな
意気込みや去年と違う桐の花
心意気去年と違う桐の花
筍とにしんの煮物母の味
やまぼうし記念写真に花添へし
郷の山ちょっと来ぬ間に衣替へ
御神籤に末吉とあり夏越かな。
心身の疲れとりたし菖蒲のゆ。 洗濯ゆうがくる 銀行当座見るさ

五月雨や夫好物の茄子を焼く

たかおか向陵こうこうたかおかうりょうくこうりょうほくえつか常磐かみいなのうぎょし凛々しい燕清楚なるたまわりし傘ぬれのらねこくさ
大きな目忙動く金魚かな
福井県地域戦略部副部長三島梨加37才#632
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くちなしの白無垢の花亡き兄に
ダリア植う仏花にせりと庭先に
雨止まず梅漬け習ふ露天風呂
寺参り道案内の雨蛙
空蝉や母の温もり思ひ出し
うつせみや別れの場所に凛として
うつせみや
孫の背や庭のカンナを追い越せり
舞踏会出番待ちかなねむのはな
かき氷心身共にシュッとして
夫といてラーメン分け合う夜の秋
夜の秋ジャーキー肴にお隣と
コロナかで虫嘆くよな夜の秋
感化されすすきかいどうペダル漕ぐ。
日曜日家族カラオケ盆踊り

靴をはく隣なけ

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